ある観光バス会社様からの依頼でした。
大型観光バスが中央道のインター付近で、
エンジントラブルにより動けなくなってしまった為、
修理工具セットをお届けする、と言う配送でした。
工具セットと言っても、工具箱と部品合わせて
荷箱ギリギリの結構な大きさで、重さも15kg程ありました。
さすが大型バスの修理工具セットです。
いよいよ高速道路に乗ろうとしたら連絡が入り、
「少し移動して、ひとつ手前のサービスエリアにいる」
との事でした。
ひとつ手前といっても最初の場所からは結構な距離があります。
『え?動くの?』
と、思いながらも了解し、再び向かいました。
思いのほか空いていて、かなり早く着く事が出来ました。
「早かったね、助かったよ!」
と、運転手さんに感謝され、頑張って良かったと思いながら、
ここまで来られたなら、実は帰れたのでは?
と、脳裏によぎってしまいました。
サービスエリアでしたので、ちょっと一息入れてから戻ろうかと思い、
10分ほど休憩して帰路につこうとしたら、
お届けした観光バスの姿は、もう在りませんでした。
動く事が出来たので良かったぁと思い、ホッとしました。
しかし、あのでかい工具箱は重たかった(汗)
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