最強の名


20万円で購入した、バイク『アフリカツイン』が届きました。
走行距離2万キロです。

2年間乗っていなかったと聞いたので、新品のバッテリーに早速交換。

本来なら最低でもキャブ内のガソリン位は抜かなきゃと思いつつ
はやる気持ちを抑えきれず、思わずセルボタンに親指が、、、

キュルルル ドドン ドヒュドヒュドヒュドヒュ

おおお!かかるじゃないか。アイドリングも安定してるし音も静か。まるで新車のようです。
おもむろにアクセルをひねる。しかし5000回転以上回らない。

やはりキャブが詰まっているのか?

ま、今日のところはこれぐらいにしといてやるか、、、

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後日、仮ナンバーで車検場までテストを兼ねて初走行しました。
やはり5000回転以上回らず、実走行だともっと回らず、ナナハンだというのに60キロしか出ない。

こんなんで車検は通るのか?と不安に思いましたが
60キロしか出なくても検査項目には引っかからないので無事にパスしました。

しかしこのままでは使い物にならないので、とりあえずキャブの清掃をする事にしました。

某メーカーのキャブクリーナーを購入。
営業所に戻り早速キャブのフロート室を開けると、思ったほどは酷くない。

さあやるか。

、、、、しかし私はキャブの構造を完璧には理解していないので、
テキトーに穴という穴にキャブクリーナーを吹き込みました。

こんなもんかな、、、と、キャブを元通り組み付けテスト走行。

おおお!明らかによくなってる!しかし、思ったより調子はいまひとつ。
さっきは手抜き清掃だったので、ちゃんとやればよかったとちょっと後悔。

だがこれで原因はキャブだという事は分かったので、今度こそちゃんとやろう。
でも、今日はもう遅いのでまた今度。

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翌日ネットで見てみると、ヤマハのキャブクリーナーが最強らしいという情報を目にしました。
早速ヤマハキャブクリーナーを購入し、その日の夜に再チャレンジ。

初回は苦労したキャブの取り外しも2回目なので慣れたもの。
ワークスのメカニックのようにサクサクと外していきました。

今度はフロート室だけでなくちゃんとスロットルバルブとかもばらしました。
しかも噂の最強キャブクリーナー。絶対に良くなるはず。

試しに少しだけつけて、実験。
最強キャブクリーナーの実力は、、、、、、?

、、、、スゴイ!

「某キャブクリーナー」ではあまり落ちなかったフロート室の汚れも完璧に落とす事が出来る!

使用上の注意には『作業時にはゴーグル等で目の保護を』と書いてありましたが
あまりの汚れの落ちっぷりが嬉しくて、そのまま作業を続けました。

しばらくして、突如目に激痛が!

いてえええ!超痛えええ!マジ痛えええええ!

洗剤が目に入りました。

すぐさま水で洗いましたが、
全然痛みは取れず、その後2日間ずっと痛かったです。

さすがは最強キャブクリーナーだったのでした。

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